手術
病院に着いたのは、昼を過ぎてだった。
手術は朝9時からで、予定では16:30分に終わるって話です。
足がむくんだり痺れたりして、調べたら血管が詰まってる事がわかって。
手術をしないといけないようになって、
いろいろ検査してると頭にも3か所血管が詰まってるのが見つかったそうです。
まず頭から手術しないと破裂したら失明や、身体も不自由になるとの事で急遽手術になりました。
広い家族待合室には、妹が一人ぽつりとたたずんでいる。
母さんの様子や、手術までの運びを説明してくれた。
16:30を過ぎても17時を過ぎても、手術が終わった知らせは来なくて。
そうなると心配は募るばかりで、余計な事も考えちゃうね。
先生が入って来たのは19時で、10時間の手術になりました。
頭皮を切って頭蓋骨を割って、こめかみの後ろと右目の後ろの、
詰まった血管が破れないようにクリップで2か所止めて、
残りの1つは、まだ処置しなくてよかったそうです。
小さい詰まりの方が手強く、クリップを止めようとした先に本当に細かい神経が伸びているのが見つかって、
その神経を塞がないように、丁寧にクリップを止めて、それに時間がかかったとの話でした。
ただ、鼻の神経が左右ともおそらく切れてしまって、
申し訳ないけど匂いがもうわからないのと、食べ物も味気ないでしょうと先生が言う。
「仕方ないな、可哀想やけど」と小さく妹が言ってハンカチを目頭にあてた。
私は、ブーちゃんから
「お母様は、大丈夫だから、心配して泣いたりしないように
一番お母様が怖いはずですから、純子さんは笑っててよ」
そうメールをもらっていた。
ICUに入って、母を見た。
ベッドに横たわった母に「よく頑張ったなぁ、10時間やったんで」って妹が話しかけた。
母は、酸素マスクの奥から小さく「ありがとう」と何度も言った。
翌朝、病院の前に近くの神社に行った。
父の時も千羽鶴を持ってお参りに行った神社です。
母にお守りを買った。
ICUに行く。
面会時間は15分。ちょうど先生がいらして「経過は随分いいですよ」って優しく微笑んだ。
3時からCT検査して、頭の中出血してなければ一般病棟に移しましょうと言った。
もう酸素マスクも取れた母に、「母さん、どう?」と声をかけると「お腹空いた」と言った(笑)
医学って、・・・凄い。
3時のCTの後、母は一般病棟に移り、夕食も出た。
「お腹空いた」と言った母は、実は好き嫌いが激しく出てきた病院食に手を付けない(><)
鶏のから揚げにも「歯が悪い」って言うから小さく小さくほぐしてみたけど、見向きもしないのよ。
信じられないでしょ!
せっかくの別府です。
今夜は「浜田温泉」に行く。100円。
翌日朝は「柴石温泉」に行く。210円。
回りに温泉がたくさんで、今までは料金や温泉の作りなんかでお風呂選んでたけどね。
今回、お金は倍だけど<柴石温泉の方がお湯が柔らかくて気持ちがいい>なんて思った。
こんな風に感じられるようになったのは温泉博士つっちのお陰です^^
朝風呂に浸かって、病院に行く。
変わらず母は昼食に手を付けない。
全く、・・・頭にくる(><)
夕飯までいてうるさく言いたかったけど、暗くなる前に戻りたいから4時半に病院を出た。
帰りついて「みんなの為にも自分の為にも栄養のあるものをしっかり食べて早く元気になって下さい」とメールした。
「ハーイ、ありがとう」となんと、軽い返事が届く(><)
みなさん、ご心配をありがとう。
母は、きっとまだしばらくは大丈夫の様子です^^