JUNKOs BLOG [HITORIGOTO]

小さい魚
 夜中に目が覚めると、泣き声が聞こえる。
実はこの光景は6年ほど前からよくある光景。

 姉が繊細で弱くて、6年前に倒れた。
過呼吸、パニックを起こしボロボロと泣く。
大変だった症状は3年半続いたけど、今でも何かあるととじ籠って泣いている。
本人曰く、泣いたらスッキリするからほっといて、と最近では少し強くなって来たので、ちょっと安心。

 夕べは、しっかり者の妹が泣いていた。
小さい頃から注射でも歯医者でも泣かない子で、こんなことは初めての夜。

 来週、入試です。
テーブルに参考書を広げたまま、ヘッドホンをして目を閉じて泣いている。
私が立ってることも気がつかないでいます。

 私も弱かったな。
夜中によく泣いた。
そんな時、母親にどうして欲しかったんだろう?
どうして欲しかったかは思い出せないけど、
母親はいつだってして欲しくないことをして、言って欲しくないことを言ったことだけは記憶にある(笑)

 大人の目線からの、正しいことを言うのはやめよう。
そう思うと、声をかけてやれない。
声をかけたらいいのか、知らんふりをしたらいいのか、それさえもわからないで突っ立てました。
情けないなぁ、私は。。。

 私に気づいて「うわ、ビックリした」と言う妹に、
「どしたん?」と声をかけた。
「なんでもない」と小さく答えた。
「なら、寝るね」と布団に入ったけど、寝れるはずもなく、泣き声は続く。


♪暗い水の流れに打たれながら 魚たち泳いでゆく
光ってるのは傷ついて 剥がれかけたウロコが揺れるから 
いっそ水の流れに身を任せ 流れ落ちてしまえば楽なのにね、
痩せこけてそんなに痩せこけて 魚たち泳いでゆく


 朝は、
差し出したお弁当と水筒を「ありがとう」ってギューギューの鞄に詰め込んで、
何らいつもと変わらない様子で出かけてく。
「頑張って」って言えなくてね、姉の時から。
見送る時は「気をつけて」って声をかけてます。