JUNKOs BLOG [HITORIGOTO]

TAKEさんの話1
 「ずっと歌って来たの?それも凄い」とよく言われます。
何年か前にオフコースの鈴木さんからも、そう言われ「ヒット曲もなくて?」と付け加えてくれた(笑)

 大分にいるTAKEさんの話。
卒業しても仲良くしてた同級生、あえて名前を公表するなら<幸ちゃん>が、
好きな人が大分大学に行ってて「日曜日学園祭なんやけどじゅーん、一緒に行かん~?」と誘われ、
私は、幸ちゃんの片思いに付き合う事になる^^
その大学の学園祭の野外広場のステージで歌っていたのが<1円玉>の3人だった。
TAKEさん、えっちゅうさん、そして田川さん。

 「すごー、豊後ミュージックレーダー(当時OBSラジオで大分のアマチュアの曲を流していた番組)でかかる人やん!」
私にとっては有名人!
嬉しくてかぶりつき状態で歌を聴いて、
隣で、幸ちゃんはキョロキョロ片思いの彼を探してました^^

 その後、コンテストに出た。
テープ審査や、ギターを抱えて地区担当者と面接などクリアして大分県大会に出場出来るようになった。
大会当日のメンバーは、出る人出る人豊後ミュージックレーダーを毎週賑わせてる方々ばかりです、コワッ(><)
クロスワード・ロスト・ウィズアクション・ワイングラス・阿茶羅加・・・。
そうそう、思い出した。
私は阿茶羅加にコンテストの応募用紙をもらったのだった!
皆さん常連さんばかり、知り合いばかりで、仲良く騒ぎまくる控え室で、
新参者の私は友達もいなくて、一人座り、メチャ心細かった。
次々とステージに呼ばれ、歌った。
ゲストタイムになり、
福岡出身で世界歌謡祭でグランプリを取ってデビューした「KAJA(カヤ)」、
ボーカルの女性がパンチのきいた迫力で歌いあげて、
私は会場で聴きながら「さすが、全然違うわ」と落胆した。

 いよいよ審査発表。
入賞3組、協賛GIGUE賞とひと組みづつ呼ばれ、ステージに駆け上がり表彰状をもらった。
せめてここに入れたらなぁ、と思ったりしたけどムリだった。
そして、グランプリ。
華やかにドラムの音が鳴り響き、スポットが天井から会場をグルグル照らす。
「第?回ヤマハポピュラーソングコンテスト大分地区大会グランプリは!」と盛り上げてのアナウンス。
私は実はドキドキもせず、会場で「誰だろ?」ってキョロキョロして、完全に諦めてたら、私だった。
左右2つのスポットが同時に私を照らして、私はステージまで走った。
「マジ、誰?」
「こんな人いた?」
なんて目で、入賞者が私を見た。

 トロフィーと表彰状を抱えて控え室に戻ると回りの目はなんとなく冷たく、
「一緒に出ようや」って用紙までもらってきてくれた阿茶羅加さえ(><)
その時に、
「原口さん、おめでとう」と手を差し伸べた人がひとり、
それがTAKEさんだった。